紅葉の原理葉の赤色は色素「アントシアン」に由来する

アントシアンは春から夏にかけての葉には存在せず、秋に葉に蓄積したブドウ糖や蔗糖と、紫外線の影響で発生する。

黄葉の原理葉の黄色は色素「カロテノイド」による。

カロテノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれるが、春から夏にかけては葉緑素の影響により視認はできない。

秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになる。

なお、キサントフィルも光合成によってできた糖から出発し、多くの化学変化を経てできたものである。

褐葉の原理黄葉と同じ原理であるが、タンニン性の物質や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つためとされる。

黄葉や褐葉の色素成分は、量の多少はあるがいずれも紅葉する葉にも含まれており、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になることがある。
update:2010年02月21日